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「方丈記」800年記念 古典の日・世界遺産コンサート ”無常”という名のシンフォニー~方丈記は東日本大震災復興へエールを送ります~

方丈記が綴る「あきらめない」精神に沿って、被災地にエールを送る。

世界遺産コンサートは、「古典の日推進委員会」とともに、日本の世界遺産を会場として日本が世界に誇る古典文学をテーマにコンサートを実施していきます。その第1回目のテーマは、平安から鎌倉時代の歌人、鴨長明の著作で日本三大随筆のひとつ「方丈記」です。
2012年は「方丈記」の完成から800年を迎えます。「方丈記」には飢饉や竜巻、そして元暦2年(1185年)に都を襲った大地震での惨状などが記されています。この書物で綴られる「無常観」は、自然と対峙し絶えず破壊と建設を繰り返してきた日本人のDNAに刷り込まれた「昨日のことはあきらめる。でも、明日のことはあきらめない」という精神ではないでしょうか。
このたびのコンサートは、鴨長明ゆかりの京都・賀茂御祖神社(下鴨神社)をステージに、「方丈記」の精神に沿って京都から東日本大震災の被災地へエールを送るものです。

開催日時

2012年9月28日(金)

出演
東儀秀樹(雅楽師、音楽家)

1959年東京に生まれる。
東儀家は、奈良時代から今日まで1400年間雅楽を世襲してきた楽家(がっけ)である。
父の仕事の関係で幼少期を海外で過ごし、ロック、クラシック、ジャズ等あらゆるジャンルの音楽を吸収しながら成長した。高校卒業後、宮内庁楽部に入る。楽部では篳篥(ひちりき)を主に、琵琶、鼓類、歌、舞、チェロを担当。句中儀式や皇居において行われる雅楽演奏会などに出演するほか、海外での公演にも参加、日本の伝統文化の紹介と国際親善の役割の一翼を担ってきた。その一方で、ピアノやシンセサイザーとともに雅楽の持ち味を生かした独自の曲の創作にも情熱を傾ける。
ライフワークに世界各地の世界遺産で開催される「世界遺産コンサート」がある。
尚「雅楽」は2009年、世界無形文化遺産に登録された。

辻村寿三郎(人形師)

本名、辻村壽三郎(つじむらじゅさぶろう)人形師、着物デザイン、舞台、映画等の衣裳デザイン、演出、脚本、アートディレクター等多岐に渡り活躍。1933年11月、旧満州、錦州省朝陽に生まれる。少年時代を大陸で過ごし、終戦の1年前の昭和19年に広島に引き揚げ、広島県三次しで終戦を迎える。22歳、母の死をきっかけに上京、前進座の河原崎国太郎氏の紹介で小道具制作の会社に就職。26歳で独立、幼い頃よりの趣味であった創作人形を一生の仕事と決意。1974年NHK総合テレビ「新八犬伝」の人形美術を担当、一躍注目を浴びる。その後さまざまの創作人形の発表、人形芝居の上演、舞台衣装のデザインなど、精力的な活動は人形の世界にとどまらず、総合的なアーティストとして各方面より大きな注目を集めている。

ジョン・健・ヌッツォ(声楽家)

東京都出身。1966年生まれ。イタリア系アメリカ人の父と日本人の母を持ち、インターナショナル高校時代までを日本で過ごす。スクール卒業後渡米し、南カリフォルニア・チャップマン大学に入学し音楽学部声楽家を専攻。在学中数多くの声楽コンクールで優勝。91年ソリストに抜擢されデビュー。92年ローマ法王の前でアリア(独唱曲)を唄う機会を与えられた。2000年ウィーン国立歌劇場のテノール歌手として専属契約を結び、その年の9月にブリテン作「ビリー・バッド」プレミエ上演でノービス役としてデビューを果たす。01年6月、毎年オーストラリアの2人の優れた音楽家に贈られる新人賞『エバーハルト・ヴェヒター賞』を受賞。02年8月ザルツブルグ国際音楽祭にデビュー。(03年もザルツ出演)年末にはNHK「紅白歌合戦」に出場。明けて、03年1月NHK「ニューイヤー・オペラ・コンサート」出演。4月にはニューヨークのメトロポリタン歌劇場でデビューを果たす。

中井智弥 (URANUS/二十五絃箏 )

三重県津市出身。
箏・三絃・二十五絃箏演奏家。作曲家。六歳より箏、十二歳より三絃を始める。東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業。古典的な箏、地唄三味線の研鑽を積む。
一方、音域の広い二十五絃箏を駆使し、箏の持つ可能性と芸術性を追求している。その圧倒的テクニックとダイナミックかつ繊細な音楽表現は、人の心を惹き付ける魅力がある。
自らが作曲・編曲する作品は、オリジナリティに溢れ、伝統とモダンをミックスしたスタイルを確立している。日本の古典文学、伝統芸能の能、世界の神話などを題材にし、心地よくもエモーショナルな作品を創作している。箏の世界では数少ない男性プレーヤーである。

特別ゲスト/瀬戸内寂聴(小説家・天台宗尼僧)

1922年(大正11年)生まれ。日本の小説家、天台宗の尼僧。旧名は瀬戸内晴美(せとうちはるみ)。
僧位は僧正。1997年文化功労者、2006年文化勲章。
学歴は徳島県立高等女学校(現・徳島県立城東高等学校)、東京女子大学国語専攻部卒業。徳島県徳島市名誉市民の称号を取得。京都市名誉市民。元天台寺住職現名誉住職。比叡山延暦寺禅光坊住職。元敦賀短期大学学長。代表作は『夏の終わり』や『花に問え』『場所』など多数。近年は『源氏物語』に関連する著作が多い。これまでの著作により多くの文学賞を受賞した。

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