イベントレポート

第1回世界遺産コンサート
東儀秀樹 遥かなる音楽の旅路
~シルクロード幻想紀行~

古今東西かわらぬ愛の哀しみ
現代のシルクロードで果たされためぐり逢い

コーランの朗誦が鋭いナイフのように闇を切り裂くと、我々はすでに遠いイスラムの世界へ迷い込んでいました。闇が溶けるとウズベキスタンの古典音楽演奏家ボビー・シャリポフによる甘美な調べ。

古今東西、かわらぬ愛の哀しみが切なく響きます。続くサマルカンド・ミュージカル・カレッジの若き芸術家たちのステージ。ドイラ、タンブール、ドタール、ナイといった古典楽器の演奏による異国情緒あふれるメロディー。やがてそこに舞姫たちが加わります。

かつて長安の夜を彩った西域の舞“胡旋舞”。
李白や白楽天が心酔したという同じ西域の舞は、しだいにクライマックスへと導かれていきます。

ここで日本人には耳なれた寺院の鐘の音。東儀秀樹による舞楽「陵王」のはじまりです。千数百年前にシルクロードを通じて大陸から日本にもたらされた「舞楽」。サマルカンドの舞姫たちとの一千年の年月を隔てためぐり合いの瞬間でもありました。

コンサートの後半は、「異郷の風」からはじまる東儀秀樹のライブ。
日本人の音楽のルーツである「雅楽」をベースとする彼の音楽は、現代のシルクロードをさかのぼり、文化の交差点と呼称される遥かなるサマルカンドの地へと帰還をはたしたのです。

「世界遺産コンサート」はこのように、サマルカンドからはじまりました。

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開催日程:
2008年(平成20年)11月2日(日)
実施会場:
ウズベキスタン共和国 サマルカンド レギスタン広場
シールダール・メドレセ内特設会場(2001年世界遺産登録)
出演:
日本側/東儀秀樹(篳篥)、東儀九十九(笙)、東儀雅美(龍笛)
ウズベキスタン側/サマルカンド・ミュージカル・カレッジ(演奏、舞踊)
ボビール・シャリポフ(古典音楽奏家)、宗教省コーラン歌手 ほか
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