イベントレポート

第6回世界遺産コンサート
京都・下鴨神社 方丈記800年記念
~古典の日・世界遺産コンサート~

「昨日のことはあきらめる。でも明日のことは諦めない」
方丈記から学ぶ“日本人の精神”

(左が舞台となった下鴨神社 舞殿。右がお馴染みの楼門。)

9月28日、賀茂御祖神社(下鴨神社、世界遺産)で方丈記800年記念「古典の日・世界遺産コンサート」を開催しました。
世界遺産コンサートは、音楽を通して世界遺産の素晴らしさを啓発するもので、京都開催は昨年の東寺につづいて2度目の開催。今年は方丈記が完成して800年。会場となった下鴨神社は日本が誇る世界遺産であると共に作者・鴨長明ゆかりの神社でもあります。コンサートの前半は方丈記に綴られた「無情」をテーマに、飢餓、竜巻、大地震といった都を襲った惨状に向き合ってきた日本人の姿を巧みに表現しながら、「昨日のことはあきらめる。でも、明日のことはあきらめない」という方丈記の日本人の精神を改めて学ぶと同時に「東日本大震災の被災地にエールを送り続けたい」とみんなの気持ちは一つになりました。

先ずは東儀秀樹さんが琵琶音を奏で、地元京都の高校生の「方丈記」朗読でコンサートは始まりました。

次は、二十五絃箏奏者の中井智弥さん。[曲目:焔(ほむら)]

「方丈記 養和の大飢饉」の朗読に合わせ、人形師 辻村寿三郎さんが踊って下さいました。

声楽家のジョン・健・ヌッツォさんと続きます。 [曲目:星は光りぬ~歌劇トスカより~]

東儀さんの[天地の祈り]の舞に続き、 特別ゲストの瀬戸内寂聴さんの講話。

11月1日「古典の日」となることが決定しましたが、方丈記の完成から800年後の今、私たちが経験している事はまさに方丈記の難そのものと前置きし、東日本大震災や津波、異常気象など天災、人災をとらえ「絶望のなかから希望を引き出すためにも、古典の日に過去をたどる」ことの大切さを語り、会場から賛同と喝采を浴びていました。

日本が誇る世界遺産というロケーション、世界遺産コンサート以外では不可能な多彩な豪華ゲスト、古典を身近に感じる方丈記、下鴨神社ゆかりの鴨長明といった京都の魅力とあいまってか、
コンサート終了後も名残を惜しむように席を立たず余韻を楽しまれている方が多く、私たちもさらに 感動を分けて頂きました。

全国各地から集まってくださった900名を超えるお客様、いつも応援して下さっている会員の方々、そしてお忙しい中、私達の趣旨にご賛同くださりご出演いただきましたアーティストの方々
この場をお借りして心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

お客様の声をご紹介します

「昨年の東寺のコンサートも素晴らしかったけど、今年は一段と良かったです。
市内では数少ない上質なコンサートだけに、来年もまた京都で開かれることを楽しみにしています」(京都在住の岡地ご夫妻)
「寂聴先生のお元気なお姿と、アドリブの効いたご講話に勇気と力を頂きました。
東京から来た甲斐がありました。また、ぜひ参加したいと思います。」
(東京在住の中村様)
開催日程:
2012年(平成24年)9月28日(金)
実施会場:
京都 賀茂御祖神社(下鴨神社)
出演:
東儀秀樹(雅楽師)
辻村寿三郎(人形師)
ジョン・健・ヌッツォ(声楽家)
中井智弥(二十五絃箏奏者)
特別ゲスト:
瀬戸内寂聴(作家・僧侶)
観客人数:
900人
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